2013.11.15
手軽に炊けて、味と栄養は玄米以上!①
カテゴリー: スタッフブログ
発芽玄米が、普通の玄米に比べて具体的にどこが、
「スーパー」なのか。
第一に、発芽玄米は、発芽前の玄米に比べて栄養価が
ぐんと増しています。
なにしろ、発芽という現象は、植物の種子にとって
新しい生命を生み出す一大イベントです。
そのため、発芽に際して玄米中には、新芽の成長に
必要な最高の栄養が用意されます。
それまで玄米中で眠っていた各種の酵素が一斉に
目覚めて活動を開始し、玄米の栄養成分を軒並み
増やしていくのです。
例えば、たんぱく質を構成しているアミノ酸では、
子供の成長に必須のリジンや、生活習慣病の予防と
解消に卓効を示すギャバ(γ-アミノ酪酸)が、
発芽に際して大幅に増量します。
また、便通をよくする食物繊維や、がんの予防効果が
知られるフィチン酸(別名IP6)は、発芽時に
吸収されやすい形に変化します。
さらに、普通の玄米にはない、アルツハイマー型
痴呆症の予防に有効な「PEP(プロリルエンド
ペプチダーゼ)阻害物質」が、発芽に際して新たに
生じることも、発見されています。