2013.11.8
玄米のいいところ、悪いところ②
カテゴリー: スタッフブログ
●白米は糖のかたまりにすぎない
玄米とは、刈り取った稲穂を乾燥させて、表面の硬いモミ殻を
取り除いたものをいいます。いっぽう、その玄米からさらに
ヌカと胚芽を取り除いて、胚乳だけにしたのが白米です。
じつは、米の有効成分の大部分はヌカと胚芽に含まれていて、
それらを取り除いた白米は、糖(でんぷん)のかたまりに
すぎません。
玄米は精製して白米にすると、ビタミンやミネラルの含有量は
半減し、食物繊維も7割以上が失われてしまいます。
つまりは白米は、エネルギー源にはなっても、健康増進に役立つ
栄養価はあまり強いとはいえないのです。
●玄米食実践者は人口の0.2%
健康ブームの昨今では、玄米食に関心をもっている人は
少なくないと思います。
しかし実際に、いま日本で玄米を主食として食べているのは、
1億2700万人の中の0.2%、つまり約25万人にすぎないといわれて
います。
玄米の良さを知識としては知っていても、多くの人は、
やはり白米を選び、玄米食は敬遠されているのが現状です。
なぜなら玄米は、炊飯に手間がかかるうえ、炊飯しても硬くて
食べにくく、食べても美味しくない、臭いがする、消化が良くない
-といった具合に、その高い栄養価を加味してなお、なじみにくい
欠点が多々あるからです。
願わくば、玄米の栄養価を備えつつ、白米のように手軽に美味しく
食べられる米があればよいわけですが、じつは、そんな夢のような
米があります。
それが「発芽玄米」です。