2013.10.24
骨粗鬆症はなぜ発症するのか?
カテゴリー: スタッフブログ
人体はどのように自らの「自然」を守ろうとしたのでしょうか。
それは、体内にすでにあるミネラル分を使うことによってです。
つまり、人体の自然なメカニズムは、中和に必要なミネラル分
が十分補給されないために、しかたなく自らの骨からミネラル
分を溶かし出して体内に分化して、自分が酸性化するのを防ぐ
ようになったのです。これは当然の“自然の摂理”といえるでし
ょう。
しかし、それによって新たな現代病が発生することになりました。
それが骨粗鬆症なのです。
ちなみに、骨粗鬆症はカルシウムを補填しようといくら牛乳を
飲んでも、予防もできなければ治療もできません。
牛乳は動物性の食品ですから人体を酸性化し、それを中和させる
ためにさらに多くのミネラル分が骨から摂取され、むしろ逆効果
といえます。
日本人は古来より、ヒジキや海草類によって必要なカルシウムを
摂取してきました。
骨粗鬆症を治療するためにも、ミネラル分豊富な玄米食や雑穀、
野菜類を中心としたマクロビオティック標準食が-そしてそれを
継続的に摂り続ける食生活に切り替えることが、何よりも有効なの
です。