2013.9.25
マクロビオティックの流れ
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マクロビオティックの哲学や実践は古代ギリシャにはじまり、
中世・近世のヨーロッパの自然派に影響をあたえたのですが、
それを東洋の陰陽の思想と併せて発想されたのは、
石塚左玄先生の「食養」を拡大し、マクロビオティックという
言葉で最初に提唱された桜沢如一先生です。
桜沢先生は戦後、インド、ヨーロッパ、そしてアメリカを
訪れて、ジョージ・オーサワの名でマクロビオティックを指導、
『ゼン・マクロビオティック』という指導書を上梓されています。
「ゼン」とは「禅」の意で、内容的にはかなり求道的・禁欲的
要素の濃い本です。ただ、桜沢先生ご自身は、時代や環境の変化
に対して臨機応変に対応する柔軟な発想の持ち主でした。
『ゼン・マクロビオティック』のなかにも、実践する際の
さまざまな注意書きが記されています。