2013.8.16
食と人間性とは深くかかわっている
カテゴリー: スタッフブログ
穀物を主食としていた欧米の伝統的食生活が、なぜ完全ではないのでしょうか。
それは、穀物を粉にして食べるからです。
洋の西ではその粉でパンをつくり、洋の東西の中央、今でいう中近東からインド
にかけての地域ではその粉をチャパティにして食べます。
しかし、穀粒をつぶすと酸化が進み、せっかくの穀物が変質してしまうのです。
それだけではありません。パンにすると動物性食品であるバターや甘いジャムが
欲しくなるし、チャパティではどうしても香辛料が欲しくなります。
つまり、元来必要でないものまで食生活に呼び込んでしまうわけです。
実は、穀物を粉にして食べることは、その人達の体質、ものの考え方や行動パタ
ーンにも大きな影響を及ぼします。