2013.1.24

乳製品をとらなくてカルシウムは平気?

カテゴリー: スタッフブログ

海藻や大根の葉などを食べればOK
 
ゾウやサイは草を食べて、あの大きな身体を支える太い骨をつくります。
魚や貝は海藻を食べて堅い骨や殻をつくります。
 
日本では長いあいだ、カルシウムを多く含んだ乳製品を日常的にとること
はありませんでした。
 
戦後、欧米の食習慣の影響により学校給食に取り入れられ、以来、
乳製品の摂取量は昭和初期の28倍(平成13年度「食料需給表」より)
にも増えています。しかし、虫歯や骨折は減っていません。
 
もともと乳製品は牧畜で生活する人たちの食料です。
農耕民族の日本人は欧米人に比べて乳糖を分解するラクターゼという
酵素が欠乏している人が多く、そのため消化吸収がうまくできず、
下痢をしてしまうことが多いようです。
 
また、牛乳には乳糖に加えて脂肪も含まれており、ダイエットには不向き。
 
カルシウムを摂取するには、玄米食に加え、カルシウム分の多い大根や
かぶの葉などの野菜や、のりやひじき、わかめなどの海藻をとることで、
牛乳以上に効率よく補うことができます。
 


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