2013.1.15
マクロビオティックって何?
カテゴリー: スタッフブログ
長く思いっきり生きるための方法です。
Macrobiotic(マクロビオティック、アメリカではマクロバイオティックと発音)とは、
ギリシャ語を語源とし、macroマクロ(=大きな、長い)+bioticビオティック(=
生命術・学)のことで、「長く思いきり生きるための理論と方法」「大きな視野で
生命をみること」です。
日本人の桜沢如一(海外ではジョージ・オーサワと呼ばれる)が世界へ広め、
最近、日本に逆輸入の形で入ってきました。
身土不二(しんどふじ:身体と環境はひとつ=住んでいる土地でとれた旬の素材
を食べる)、一物全体(いちぶつぜんたい:生命あるものはまるごといただく。
米なら玄米、野菜なら皮つきのまま生かす)、この二大原則に、素材の持つ陰陽
を調和させる穀物菜食の料理法がマクロビオティックの料理法。
すなわち日本の昔ながらの食生活なのです。
戦後欧米化した食生活のために、日本では牛や豚の肉、バターやチーズ、牛乳
などの乳製品、砂糖が、栄養価が高いと奨励され、急激に摂取量が増えました。
昭和初期に比べると平成13年には、動物性食品は13倍、乳製品にいたっては
28倍と著しい増加です。
急激に食生活が変化すると同時に、アトピー性皮膚炎や生活習慣病が蔓延。
食事の変化により、体位の向上は著しいものがありましたが、体力は年々低下
傾向にあります。
体力の低下や疾病の増加は、充実した生活をもたらしません。
生涯を完全燃焼するような充実した生き方こそ、桜沢さんが指し示したマクロビ
オティックの生き方なのです。